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福岡県弁護士会と懇談しました

  • 執筆者の写真: ふみ 徳永
    ふみ 徳永
  • 7月28日
  • 読了時間: 2分

 

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福法労では皆様から回答頂いたアンケート回答を元に、毎年県弁護士会と事務職員の労働条件改善等について懇談会を行っています。今年は、7月22日に懇談会を行いました。

 福法労からは、執行委員と職場改善の担当者の5名、県弁からは、県弁副会長、総務事務局長、業務事務局長の先生方3名、総勢8名で懇談しました。

 懇談会では、法律事務所内でのハラスメント問題、労働条件、研修、健康診断等について申入れを行い、意見交換を行いました。近年増加しているハラスメントをなくすために、弁護士会としての防止策や相談窓口の充実を求め、今あるセクハラの相談窓口だけではなくパワハラなども相談できる窓口の設置、また労働問題など事務員の諸問題を相談できる窓口の設立も求めました。

 労働環境については、弁護士会として会員事務所の就業規則の把握や雇用主としての責任について弁護士に把握させる取り組みの必要性を伝えました。

 研修については、弁護士会主催の研修がより良いものになるよう意見交換し、mints関連の研修の実施を提案しました。その他、裁判所からの書式や手続き変更の情報が実際に事務を行う事務員に確実に届くシステムについて意見を交換しました。

 また、全部会で健康診断が実施されるよう求め、その他、事務員証の認知を広げることや、県弁のホームページの事務員ページの充実や福岡地方裁判所本庁内での切手や印紙の購入ができなくなったことの不便さについても意見を交換しました。

 参加された先生方は、こちらからの申入れや意見に誠実に対応してくださり、和やかで有意義な意見交換が行われました。弁護士会の月報にも今回の懇談について掲載していただけるとのことでした。

 福法労は数十年に渡り、年に一回の弁護士会との懇談を続けてきました。ハラスメントの問題については、弁護士が5年ごとに受講する倫理研修でセクハラについての講義が行われています。また、県弁護士会の「両性の平等に関する委員会」の中でも福法労のアンケートが取り上げられたようです。少しずつですが事務職員に関する問題が改善されてきています。

 今後も懇談会を続け、お互いがより良い関係が築けるよう協力を継続していきたいと思っています。

 懇談会は組合員でしたらどなたでも参加していただけます。来年はあなたも参加してみませんか。お待ちしています。

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